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Vine Linux で KeyJnote を使ってみる

読者様から、
「大学で参照するのにリラックマはちょっと恥ずかしい」
との御意見を戴いた管理人でございます。

確かに活気溢れるアカデミックな場で、この脱力系ゆるキャラテンプレートはいただけないかもしれません。

まあ、このテンプレートには、熊の入浴シーンくらいしか出てきませんから、例え大学や会社で閲覧したとしても、セクハラには引っかからないと思いますので、御容赦下さいませ。


プレゼンテーションソフトの主流といえば、

  • Microsoft PowerPoint (Win/Mac)
  • OpenOffice.org Impress (Win/Mac/Linux)
  • Keynote (Mac)

といったところでしょうか。

これらは、原稿の作成中から視覚に訴えるものがあるので、分かり易くて魅力的なのですが、数式を貼りつけたり、フォントの大きさや位置を手で調整したり、こういった作業が個人的には面倒に思うこともございます。

私は物書きを LaTeX on Linux で行いますので、プレゼンテーション用の原稿も TeX の slide クラスや powersem で作成し、PDFに変換します。そして、Adobe Reader のフルスクリーンモードをプレゼンテーションプログラムとして使用します。
高価なプレゼンテーションソフトを購入する必要もありませんし、表も数式も section タイトルも contents も、慣れたTeX のコマンドなので楽です。
プレゼンの元ネタになる TeX article でもあれば、それのコピー&ペーストで作業が大幅に省けます。
さらに、原稿ファイルが PDF ファイルですから、どのディストリビューションであっても大抵 PDF ビューアはインストールされているので、ディストリビューションを問わず、出先で借りたパソコンでプレゼンがほぼ可能です。

私のプレゼンでは動画を見せることもなければ、文字が降り注いでくるなどの派手なアクションも必要ないので、
(せいぜい、Adobe Reader の画面の切替えくらいです)
この方法で十分なのですが、PowerPoint や Keynote のプレゼンを見ていると、時代に取り残されたような寂しさと羨ましさも感じます。


ということで、探して参りました。

KeyJnote           Jをとったら Keynote


どこまで市販のソフトに迫れるかはわかりませんが、インストールしてみました。

KeyJnote はいくつかの Python パッケージに依存するのですが、その中には Vine が提供していないパッケージも含まれますので、十分ご注意の上、自己責任でお願い致します。私はニシキヘビ使いではございませんので、Python は詳細がさっぱりわかりません。

環境は Vine Linux 4.2 (python-2.4.4-0vl1.2) でございます。

KeyJnoteのページによりますと、必要なパッケージは

  • Python
  • PyOpenGL
  • PyGame
  • PIL
  • Xpdf, GhostScript

あたりのようです。Python, Xpdf, Ghostscript は Vine のデフォルトで導入済みと思います。

PILをインストールしておきましょう。

$ sudo apt-get install python-imaging


PyGame をインストールします。

ホームディレクトリに適当な作業ディレクトリを作って、その下でインストール作業を行います。

$ mkdir KeyJnote
$ cd KeyJnote

PyGameのページからダウンロードのページに移り、ファイル

をダウンロードし、展開してインストールします。

$ tar zxvf pygame-1.7.1release.tar.gz
$ cd pygame-1.7.1release/
$ sudo python setup.py

テストしてみましょう。

$ python run_tests.py
loading base_test
loading image_test
loading rect_test
.........................................
----------------------------------------------------------------------
Ran 41 tests in 0.471s

OK

うまくいったようです。

PyOpenGL をインストールします。

$ cd ~/KeyJnote

PyOpenGL のインストールページを読むと、卵ベースでセットアップするのが標準的インストールなのだそうなので

Python @ 7bit を参照して、EasyInstallを導入します。

$ wget http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py

$ sudo python ez_setup.py

Downloading http://pypi.python.org/packages/2.4/s/setuptools/setuptools-0.6c7-py2.4.egg
Processing setuptools-0.6c7-py2.4.egg
creating /usr/lib/python2.4/site-packages/setuptools-0.6c7-py2.4.egg
Extracting setuptools-0.6c7-py2.4.egg to /usr/lib/python2.4/site-packages
Adding setuptools 0.6c7 to easy-install.pth file
Installing easy_install script to /usr/bin
Installing easy_install-2.4 script to /usr/bin

Installed /usr/lib/python2.4/site-packages/setuptools-0.6c7-py2.4.egg
Processing dependencies for setuptools==0.6c7
Finished processing dependencies for setuptools==0.6c7


$ source ~/.cshrc (.bashrc)

easy_installが使えるようになりました。

PyOpenGLをインストールしてみます。

$ sudo easy_install PyOpenGL

Searching for PyOpenGL
Reading http://pypi.python.org/simple/PyOpenGL/
Reading http://pyopengl.sourceforge.net/ctypes/
Reading http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=5988
Reading http://pyopengl.sourceforge.net
Best match: PyOpenGL 3.0.0b1
Downloading http://downloads.sourceforge.net/pyopengl/PyOpenGL-3.0.0b1.zip?modtime=1199092822&big_mirror=0
Processing PyOpenGL-3.0.0b1.zip
Running PyOpenGL-3.0.0b1/setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/easy_install-axo3Hv/PyOpenGL-3.0.0b1/egg-dist-tmp-xyRJvv
Adding PyOpenGL 3.0.0b1 to easy-install.pth file

Installed /usr/lib/python2.4/site-packages/PyOpenGL-3.0.0b1-py2.4.egg
Processing dependencies for PyOpenGL
Searching for ctypes
Reading http://pypi.python.org/simple/ctypes/
Reading http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=71702
Reading http://starship.python.net/crew/theller/ctypes/
Reading http://starship.python.net/crew/theller/ctypes.html
Best match: ctypes 1.0.2
Downloading http://downloads.sourceforge.net/ctypes/ctypes-1.0.2.tar.gz?modtime=1179259137&big_mirror=0
Processing ctypes-1.0.2.tar.gz
Running ctypes-1.0.2/setup.py -q bdist_egg --dist-dir /tmp/easy_install-feEuVf/ctypes-1.0.2/egg-dist-tmp-xrMPAX
warning: no files found matching 'MANIFEST'
warning: no files found matching 'NEWS.txt'
warning: no files found matching 'ctypes/.CTYPES_DEVEL'
Configuring static FFI library:
cd build/temp.linux-i686-2.4/libffi && env CFLAGS='' '/tmp/easy_install-feEuVf/ctypes-1.0.2/source/libffi/configure'
checking build system type... i686-pc-linux-gnu

(略)

Adding ctypes 1.0.2 to easy-install.pth file

Installed /usr/lib/python2.4/site-packages/ctypes-1.0.2-py2.4-linux-i686.egg
Finished processing dependencies for PyOpenGL


うまくいったようです。

KeyJnoteをインストールします


KeyJnote
のダウンロードページから、ファイル KeyJnote-0.10.1a.tar.gz をダウンロードし、展開します。

$ tar zxvf KeyJnote-0.10.1a.tar.gz
$ cd KeyJnote-0.10.1a/

デモファイルを試してみましょう。

$ ./keyjnote.py demo.pdf

Welcome to KeyJnote version 0.10.1a
Detected screen size: 1400x1050 pixels
Using GL_ARB_texture_rectangle.
I'm sorry, but your graphics card is not capable of rendering presentations
in this resolution. Either the texture memory is exhausted, or there is no
support for large textures (1400x1050). Please try to run KeyJnote in a
smaller resolution using the -g command-line option.
TexCoord2f: 1

失敗していろいろ怒られました。よくわかりませんが、解像度が高すぎるのが原因のようです。
とりあえずオプションで解像度を下げてみます。

$ ./keyjnote.py -g 1024x768 demo.pdf

うまくいきました。
keyjnote.py は、$HOME/bin や /usr/local/bin などのパスの通ったところにコピーしておきましょう。

基本的な使い方は、demo.pdf の内容に書いてありますので、スライドの指示に従えば身につきます。

スポットライトやズーム機能、TABキーでの Over View はなかなかよい感じです。
しかし解像度が落ちるのは、難点ですね。
動画やペン機能は非対応です。しおりや、ハイパーリンクは簡単に使えるのでしょうか?





今回のネタは、Linux でプレゼンテーションソフトに拘ってみることでしたが、









私、プレゼンが苦手です。


えぇ、「超」がつくほど… orz

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